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リスクとリターン

リスクとリターン

リスクとリターンの関係を正しく理解することは、確定拠出年金での運用を開始するにあたって大切なポイントです。

リスク

得られる収益の幅がブレること

一般的に「リスク」は「危険」という意味にとらえますが、運用の世界における「リスク」とは、運用を行なう際に予想したリターンどおりにならないことを意味します。
将来、「思わぬ損失をこうむるか」、「思ったとおりの利益を得られるのか」、「思った以上に利益が得られるのか」などが、定まっていない状態を指しています。
また、期待が外れる幅が大きいほどリスクが高く、外れる幅が小さいほどリスクが低いといえます。

リターン

運用の結果、得られる収益

通常、「リターン」とは、預貯金の利息や、株式の値上り益などをいいますが、運用の世界では支払金額(投資金額)と、受取金額(回収金額)の差額のことをいいます。
例えば、10,000円を投資して1年後に10,500円になった場合、投資した金額より増えた500円が「リターン」となります。また、9,500円になった場合は、マイナス500円の「リターン」というわけです。
リターンを詳細に分類すると、利息や配当金は「インカムゲイン」、値上り益は「キャピタルゲイン」、値下がり損失は「キャピタルロス」と呼ばれています。

期待リターン

投資する場合に、予測される収益の平均を「期待リターン」といいます。期待という言葉を使っていますが、ここでいう「期待」とは、願望のことではなく、確率的に予想される収益の平均値をいいます。

リスクとリターンの関係

リスクとリターンは両立しない関係といわれています。高いリターンを求めれば、リスクも高くなります。
リスクを低くするためには、高いリターンはあきらめなければなりません。
期待リターンの高い資産は、リスクも高くなります。一方、期待リターンの低い資産は、リスクも低くなります。

リスク・リターンの一般的な傾向
リスク(ブレ幅)が低ければ、期待できるリターンは低くなります。期待できるリターンが高ければリスク(ブレ幅)は高くなります。

リスクの種類

リスクには、さまざまな種類があります。

価格変動リスク 価格が不確定に変動することを、一般的に価格変動リスクといいます。例えば、株式に投資した場合、その価格は企業の業績や市場全体の動向など、さまざまな要因によって変動します。
金利リスク 金融・経済情勢の影響を受けて、金利が変動し、金融商品の価格が値上がり・値下がりするリスクです。
為替変動リスク 為替相場の変動によって、外貨建て資産の円貨価格が変動するリスクです。円換算する際の資産価格は、為替レートの変動により、円高になると下落し、円安になると上昇します。
インフレリスク 物価が上昇した場合に、お金の価値が実質的に目減りするリスクのことです。
信用リスク 株式や債券の発行体や、金融機関などの財務状況が悪化したり、破たんすることによって、元本が返済されなかったり、利息や配当が予定どおり支払われなくなるリスクです。
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